IoT技術でエアコンの遠隔管理へ
12/26日(火曜日)に日美装建グループの株式会社AIRNOTE(エアノート)のIoTデバイス「AIRNOTE」が北海道新聞に掲載されました。
話題のIoT(アイオーティ:Internet Of Things)技術でエアコンの通電状況や室内の温度確認でき、PCやスマートフォンやタブレットといったインターネットに接続する端末であれば世界中どこでもデータを見ることが可能となっています。
エコモット株式会社と日美装建株式会社が共同でIoTデバイス「AIRNOTE」開発。
株式会社AIRNOTEは日美装建株式会社から空調の点検、修理、セキュリティ工事部門とクラウド部門が分離し新会社として発足しました。
AIRNOTE(エアノート)って一体なに?
AIRNOTEはインターネットに接続した端末さえあれば、エアコンの吹出口の温度や通電状態を確認が可能です。
デバイスの構成は上図になります。
画像左上の「AIRNOTE」デバイスは温度と電流値のデータを一度、画像中央のモニターに集めます。
CO2とPM2.5のデータも計測可能なデバイスがあるため、CO2、PM2.5のデータも画像中央のモニターに集まります。
モニターに集まったデータはクラウド上にアップされますのでPCはもちろんスマートフォンで様々なデータの確認が可能です。
某施設に設置しデータを収集
札幌市内の雀荘に設置しデータを収集しました。
黒い折れ線グラフがPM2.5の値で、やはり雀荘は喫煙者が多いせいかPM2.5の値が開店時と閉店時で大きく異なっていることがわかります。
タバコはPM2.5の値に大きく影響を与えることがわかり、目に見えない空気の状況の変化も見ることができます。
またCO2濃度も確認ができますので、部屋の空気が人間の集中力の保てる状態なのかなど数値によって確認ができますので、人間の感覚で行なっていた部屋の換気なども効果的に行えます。
斉藤砂利工業様 プラントに設置しました。
日美装建株式会社の関連会社の株式会社AIRNOTEがSalesforce(セールスフォース)を使用していることで縁がありましたSalesforceヘビーユーザーでありパートナーでもある有限会社斉藤砂利工業様のプラントにAIRNOTEを設置させていただきました。
もともとプラントの大型機械の電流値の異常をビデオカメラで確認する方法をとっておりました。
この方法ですと、プラント内にいないと確認できないため、そこでスマホでどの場所にいても大型機械の電流値を確認できる「AIRNOTE」の登場です。
しきい値を設定することで、その値をこえた場合スマホにメールが届きますので、大型機械の故障を未然に防ぐことができます。
AIRNOTE(エアノート)は無限の可能性あり
当初AIRNOTEはエアコン遠隔管理システムとして開発されましたが、汎用性があり、大型機械の電流値も計測可能でアラートでスマホでお知らせしてくれるので、大型機械から離れた場所でも異常を確認できます。
また温度、電流値だけではなく、CO2濃度、PM2.5、湿度なども計測可能ですので、空間のトータルプロデュースが可能となっております。
2件のコメント
荒井智晃 · 2018年4月6日 2:49 PM
エアノート購入したいのですが、販売はされてますか?
ShinHasegawa · 2018年4月17日 4:57 PM
エアノートのデバイスは販売しております。